みなさんこんにちわ、店主のみやざきです
お部屋のインテリアにグリーン他楽しんでいますか?
最近は自作で壁掛け風(板付け)で楽しんでいらっしゃる方も多いのでは
代表的なグリーンではコウモリランやシダ類、アナナスの仲間(エアープランツ含む)等
根が美しい蘭の仲間など着生植物などが向いています!
ここでは板付けの基本的な作り方を学んでみましょう
少々手間と時間がかかりますがぜひチャレンジしてみましょう
材料
今回はお客様から依頼のありました、胡蝶蘭を使った板付けを学んでみましょう
胡蝶蘭は着生欄の代表的な植物で、根や葉も美しいので板付けや吊り苔玉にも向いてます
ここでは基本的なやり方をレクチャーしてみます
*ここでの仕立てはグリーンにも応用できますし、初心者向けのやり方でレクチャーしてますのでお気軽にチャレンジしてみましょう!
*自信のない方は当店にお持ち込みいただければ、手数料or実費がかかりますがお作りいたします
詳しくは当店スタッフにお尋ねください
材料はお客様のお持ち込みの為詳しいことはわかりませんが、胡蝶蘭(アマビリス系)、焼杉風の板
適量の水苔
透明なライン(テグス等)、針金
穴あけ加工用ドリル
ヤシがら
鉢底網
1)準備
まずお持ち込みいただいた板に固定+通気の為の穴をあけます
丸いふたなどでしるしをつけておき適切な数を均等に開けておきましょう
お好みで、腐食を防ぐため板に防腐剤、ニス等を付けておくと良いでしょう
続けて適切な大きさにカットした鉢底網を板に取り付けます
ラインや針金他でしっかりと固定しておきましょう
*ラインは目立たない様に裏側に結び目が来るようにします
2)苔玉作り
植物は緩めの苔玉風に仕上げておきましょう
苔玉作りは寄せ植え講習会の欄でご紹介してますが参考まで
*水苔は湿らして、軽く絞ってから使いましょう
*根のまわりを適量の水苔で巻いていきます
*テグスorで適度に巻き固定しておきましょう
また今回使う蘭はあまり根がありませんでしたので玉内に入れてありますが、根がたくさんある株は3分の1程根を出しておくのもオススメです
玉は少し緩めに作っておき板に張り付けます
板に張り付ける面は平らになるようにしてください
あらかじめ開けて置いた穴を使い、ラインで固定していきます
*少し多めに巻いてしっかり固定しないと外れてしまうので気をつけてください
3)仕上げと完成
水苔で固定したままでもOKですが、ヤシがらなどを使いアレンジすると見栄えが変わりますよ
作り方は簡単!
*ゆるめに広げたヤシがらを外側に巻き付けます
*板と植物のすき間の部分にラインを数回ゆるめに巻いていきます
*最後にはみ出た底網をカットして完成です
完成図
板に止め穴等をつけて完成です
4)アレンジ
洋蘭の根だし風のアレンジ
今回は根がたくさん成長していた風蘭(洋種)を使い
生コルクにつけたアレンジで
*根元は水苔で巻き付け外側にヤシがらを巻いてます
*根が着生するまではラインで固定
*生コルクは腐食しやすいので風通しの良い場所で管理しましょう
*水やりは定期的な霧吹きか、10日に1度くらいのつけこみで
*肥料は水溶液が向いてます!
コウモリラン板付け
市販に売ってる板に付けた簡単なアレンジ
*根元は水苔で巻き銅線にて固定してます
*外側にはヤシがらを巻き見た目をアップ
*目につく場所は見えにくい透明なラインで
*水やり等は上記と同様に!
5)エアープランツ(チランジア)のアレンジ
ヘゴ材にベルゲリのアレンジ
根元は少量の水苔で巻き(水分が多すぎると嫌いますので根の保護程度に)
ヤシがらでカバーします
根がヘゴに入り込めば着生しますのでそれまでは透明なラインで固定しておきます
ベルゲリは乾き気味を好むチランジアなので霧吹きのみの水やり
たくさんの子株が出来るのでボリューム感のあるものに仕上がりますよ!
チランジアの寄せ植え風のアレンジ
生のコルクに3種類のエアープランツをアレンジ
お水は霧吹きで与えてください
管理方法
置き場
明るい室内で楽しめます
冬期は10℃くらい保てる屋内向き
水やり
置き場により変わりますが定期的な霧吹きor 州1度くらいの漬け込みが向いてます
肥料
固形燃料はのせられないので水に溶かせる水溶液で与えましょう