基本的なお花とカラーリーフを使ったリースの作り方

こんにちは、ここではオールシーズンに応用できる基本的なリース作りを学んでみましょう。

今回使うリースは籐かご風、都合上2月に作成したのでビオラがメインのものとなってます!

基本的にはお花とカラーリーフを使って作りましたので季節に応じた植物で応用できると思います。

比較的初心者向けのリース作りとなっていますので気軽にチャレンジしてみてください。

また当店での店内講習ではその場で好きな植物を選び、アドバイスを聞きながら作ることができます。(要予約)

日時や、人数などもご希望に添えますのでお気軽にお問い合わせください。(作成時間は約1時間位)

材料

・リース(30cm) 培養土 水苔 雑貨等

・お花 

 ビオラ各色 7ポット

 *今回は初春向けに爽やかな青と黄色を選んでみました

 スイートアリッサム (白い細かい花が沢山咲きます)

 *種類の違うもので合わせる時には生育環境の似た植物を選択しましょう!

・カラーリーフ

 バロータ (寒さに強いふわふわの銀葉リーフ)

 サーク  (人気のハート葉アイビー)分割して使います

 

1)植え込み前の準備!

・リースの上下を決め下になる方を手前に置きます

・植物の配置をあらかじめ決めておきます

 *花には綺麗に見える向き(顔)がありますので正面を向くように配置します

・次に培養土を約3分の1ほど入れておきます

・植物はあらかじめ花がらや赤葉を取り除きます

・ポットから抜いたら、根を軽くほぐします

・メインになるものから順にバランス良く配置します

2)植物の植え込みの手順

・初めにイメージした通りに植物を配置していきます

・メインになるところから入れるとバランス良く配置出来ます

 *配置したイメージ (この時点では用土は足しません)

 *同じ植物ばかりでなくポイントになる植物も入れてみて下さい

 *なるべく同じ環境を好むもので作ると良いでしょう

 *今回は寒さに強いものを中心に選んでいます

 *アイビーはばらして周りに配置しますので今は入れません!

 *リース作りの場合、主にお花は上に向いて育ちますので上に花が集中しないようにしましょう

 

3)カラーリーフなどの配置

・次にアイビーをばらしていきます

 *根を傷めない様にほぐしながらばらします

・アイビーの配置 (今回は外側に配置してみます)

 *主に長めのつるを下側に、短めを上にすると良いでしょう

・配置が決まったら用土を8割位まで入れしっかりとおさえます 

 *まずは外側から行います その後に内側を入れていきます

 *植物と植物の間にもしっかりと用土を入れていきます

 *用土を入れたい場所を手前にしながら入れると作業がしやすいです

 *用土は均等になるように平らにならします

 

4)水苔の配置

・用土がしっかりと入ったらその上に水苔をはります!

・水苔は最初乾燥圧縮したものが売られているので、バケツなどで水につけて戻してから使います

 *これには植物が根をしっかりと張るまでの押さえや用土の流出防止、乾燥防止などの効果があるので、丁寧に行います!

 *植物と植物の間にも丁寧に入れていきます (細かいところには割りばしなど使うと良いでしょう)

 *必ず外側周りから行いその後内側も行います

 *ばらしたカラーリーフなどは水苔で向きを固定します

 

 

 

5)完成品

・水苔を配置出来たら最初の水やりと同時に全体を水洗いしましょう

 *水やりは平らに寝かしたまま行います

 *少しおいてから斜めに起こして余分な水を出しましょう

 *しばらくしてから立ててみて崩れなければ完成です!

 

・置き場によりますがラティス等に飾る場合にはS字フックがかけられるようにワイヤーの部分に結び目などをつけると良いでしょう!

・当店ではリース専用のスタンドもありますのでお気軽にお問い合わせください。

・雑貨などを配置して、より自分好みのものをお作りください。

 

 

 

管理方法

明るい風通しの良い涼しい所で育てます!

肥料は粒上の物はおけないので水溶液のものをお使いください

花柄は定期的に摘んで下さい (種も取り除いた方が花つきが良くなります)

大きくなりすぎる(姿勢が乱れた場合)ときには、ピンチ作業(株を切り戻す)が必要です