講習会 R6.12.13

こんにちは、店主のみやざきです

毎年の講習会のご依頼をありがとうございます

苔玉に始まり、昨年は梅を使った和風寄せでしたが、今年は華やかなお花を使った寄せ植え講習を行いたいと思います

植物は寒冷地にも強い物をご用意してますので春まで楽しめます

クリスマスやお正月に飾ってよいお年をお迎えください

材料

左写真材料

・鉢  雅~MIYABI~ボール型

・底網、底石、専用土、化粧砂他

・コニファー ローソンヒノキ シルバースター(ラメ付)

・シクラメン 各色

・ヘリクリサム シルバースノー

・イレックス サニーホスター(西洋ヒイラギ)

・チェッカーベリー

 

*見本はイメージなので多少の変更はあります

*講習会当日には10種類以上の植物から選んで植えられるように出来ます

お楽しみに!

 

1)植え込みの準備、配置他

・準備

底網を敷いて鉢底石を軽く入れます

次に培養土を底石が見えないくらいに入れます

用土はなるべく平らにすると良いでしょう

 

 

 

・植物の配置

コニファーなどは根を軽くほぐしておきます

後ろ側に置く物から配置していきます

植物には顔(より良く見える向き)があります

*全体的に顔、高さに気を付けて配置してください

 

 

2)シクラメンの植え方

冬の女王 しくらめん

今回の寄せ植えのメインとなりますが、少々気難しいところがありますね

正しい植え込みで長く楽しめるようになります

ここで基本を学んでおきましょう

 

 

 

 

しくらめんは風通しの良い所を好む球根植物です

なので球根まわりの用土は出来るだけ取り除き、上部が用土に埋まらないように植えます

球根部は約半分位が用土の上に出るようにしてください

そうすることで風通しを良くし、腐敗を防ぐことが出来ます

葉もたくさん出るので、込み合ってきたら少し間引くことをオススメします

*もちろん黄葉はあらかじめ取り除きます

 

3)植え込み、化粧砂

配置が決まったらまわりに用土を入れていきます

用土は化粧砂を入れるため八分目位までに調節します

*用土を入れたい面を手元に回転させながらすき間のないように入れます

*まずは外回りを入れ、その後中心に入れると配置がみだれません

 

用土を軽く押さえながら植物の向きを微調整します

奥の木は少し反り気味に、手前の植物は前に傾けると見栄えが良くなりますよ!

最後に鉢を軽くたたき用土をなじませます

*水やりのむらを無くす為平らにします

*ウオータースポット(用土の空いた場所)を無くす為

植物と植物の間にもしっかり用土が入っているか確かめましょう

 

最後に化粧砂を配置します!

今回3種類の飾り砂をご用意しております

自分好みの配置でお楽しみください

4)完成図

完成です!

 

いかがでしょうか

左写真のような感じに仕上がりましたか?

選ばれた植物によっては違う感じになるかもしれませんが、自分好みの作品が作れたのではないでしょうか

 

その後は管理をしっかり行えば春まで楽しめるはずです

管理の説明は下記に添えてありますのでご確認ください

 

左写真のコニファーには見にくいですがラメ入りです

*専用のオーメントも付属してます

飾り付け次第ではクリスマスやお正月も楽しめますね!

ぜひ、自分好みの飾りつけもお楽しみください

 

 

 

 

この時期では食材がまだ集まらない為、参考までですが

違うパターンの見本も添えておきます

*左写真

 

こちらはゴールドクレストのスタンド仕立て

ヘリクリサム(シルバーリーフ)

カルーナガーデンガール(花付き)

シクラメン

ビオラ(フリンジ花タイプ)

 

何が入荷してくるか、当日のお楽しみですね

今から想像を膨らませていてください

 

作業風景

テキストを入力してください。

管理方法

置き場

比較的寒さに丈夫な植物が多いので、12月頃までは玄関前の野外向きです

*飛騨は寒さの厳しい日も多いので、夜は玄関内にしまうなど配慮が必要です

水やり

寒さの厳しくない日や日中に行うと良いでしょう  

乾き具合を見ながら(乾いたらたっぷりと)3~4日に1度くらいが目安です

肥料

冬場はそれほど必要ありませんがあれば、ハイポネックス水溶液(薄めて使うタイプ)を水やり代わりに行います