2/14 多肉植物の寄せ植え講習会

こんにちは、店主のみやざきです

立春を迎えましたがまだまだ寒い日が続きますね

こんな寒い中ではありますが、当店には早春のお花が次々と入荷してますよ、春が待ち遠しい方は遊びに来てくださいね!

 

さて、今回は毎年の恒例となっています高山高校の生徒の皆さんと、多肉植物の講習会を予定しています

今年もこの時期の寄せ植えにぴったりの多肉植物寄せ植えを作ってみましょう

2月~4月の多肉植物は紅葉するものや、開花も楽しめる時期でおすすめです

乾かし気味に育てれば飛騨の寒さの厳しい時期でも大丈夫です (5℃以上の屋内推奨)

今回は、テラコッタ鉢にお好きな多肉植物を選んで寄せ植え作りを楽しみたいと思います

ではLet's try!

 

材料

見本鉢 材料紹介

 

・テラコッタ鉢

・底網 底石 化粧砂(赤玉土他) 

・多肉植物専用土

 

植物の紹介

 

・多肉植物プラグ苗 7個(選べます)

主な種類

 火祭り、銘月、月菟耳、セダム類

 レティジア、センベルビウム類

 秋麗、熊童子、ブロンズ姫他

 

 

はじめに!(左写真)

 

鉢の底に網をしき、底石を少し入れます

 

用土はかるく入れて平らにしておきます

配置

最初に、12Pある多肉植物から7種類を選びます

 

次に多肉植物をどのように配置するか考えてみましょう

 

色合いや高さ、出来上がりを創造してみてください

 

下葉が傷んでいるものは先に取り除きましょう

 

見本鉢を用意していますので、参考にどうぞ

 

植物の顔(今一番みばえのよい向き)が正面を向くようにすると、より完成度が高くみえますよ

 

葉と葉の重なり具合も考えて下さい

 

真ん中を高くしたり、後方を高くしたり、飾りつけを含めて配置を考えてみてください

 

配置が決まったら植え込みにはいりますよ!

 

見本(左側写真)

2)植え込み

イメージ通りに並べたら用土を入れます

 

最初は外回りの全体を入れます

*外回りを先に入れる事で配置がずれません

*高さの微調整をしながら鉢の高さの約8分目辺りまで

 入れ込みます

 

次に内側にも用土を入れましょう

*割りばしなどを使ってすき間にもしっかりと入れます

*均等な水やりの為に用土の表面は平らになるようにしておきます

 

用土はきつく詰め過ぎないようにしましょう

*軽く左右に振っても株が揺られないくらいが適して

 います

*用土は化粧砂やバークチップ他も入れる為

 鉢の8分目までに!

3)化粧砂の配置

化粧砂の役割は見た目のイメージアップ

 

絶対に必要というわけではありませんが、見栄えがアップします

*赤玉土は水やりの目安になります

 (乾きが確認できます)

*バークチップは景色にアクセントを与えます

*人口苔は表面に彩を与えます

 

これらを上手く使い、よりオリジナルな景色を作って

みましょう

 

 

 

 

完成です

 

見本(左側写真)

4)作業風景

今回は高山高等学校山田校舎のみなさんです

 

このクラスのみなさんは普段から鉢花の育成や生産に携わっていますが、今回の講習内容が多肉植物ということで最初はピンとこない生徒の方もみえたようです

でも実際にふれたり選んだりしていくうちに前向きに取り組んでいる姿が印象的でした

葉色や配置、植物の角度や高低差、添えになる化粧砂等まで、自発的に質問したり手直しを依頼したり、気持ちの入った取り組み方でしたね

 

当店の講習会はある程度の範囲の中で

(好みの植物の選択、自由な景色を創造する)

(自分好みのオリジナリティーな作品作り)

に専門的な知識やアドバイスができる寄せ植え教室をモットーにしています

 

この講習会を機会にもっと植物に興味を持ち将来の生活の一部になるといいですね

 

 

5)記念撮影

高山高等学校山田校舎のみなさん、今日はお疲れ様です

 

個性あふれるとても素敵な作品が出来ましたね

講習会はこれで閉じますが、大事なのはここからです!

作品を育てて大きくしもっと自分好みの寄せ植えに仕上げていくことが大事です

ぜひ、その後の姿を見せにお店の方にもお立ち寄りください

楽しみに待ってます!

ではまた

 

 

管理方法

置き場 明るい室内の窓辺向きです!

*種類にもよりますが5~10℃以下にならない場所を選びましょう

*春~秋頃は野外の明るい乾燥した場所も向いています

*真夏は涼しい半日陰を選ぶと過ごしやすくなります

水やり 霧吹きで1ヶ月に1~2度ほど

*寒冷地の冬期は水やりは控えましょう

肥料 あまり必要ありません(あげ過ぎると徒長しますので気をつけてください)

その他の管理

*葉、芽挿しで簡単に増やせます 伸びすぎたらカットして整えましょう

*植え替え時期は休眠期がおすすめですが、寒冷期以外は可能です