こんにちは! 店主の宮崎です。
今回は皆様と一緒に、初夏向けのお花とリーフのハンギングバスケットを作りたいと思います。
少々難しい所もありますが楽しんで素敵な作品を作っていきましょう!
今回の材料
ハンキングバスケット 5スリットタイプ
園芸用培養土、鉢底石、水苔
お花 上部
日々草(タトゥー) カスミソウ(ジプシー)
ゼラニューム(リトルステラ)
お花 下部
メカルドニア アメリカンブルー
ポリゴナムorアプテニア
リーフ プレクトランサス(スウェーデンアイビー)
フィカスプミラ(月夜のあかり)
1)鉢の下準備
最初にハンキングバスケットに粘着テープを貼っていきます。
この時にテープの下部分から貼っていくとバランス良くキレイに貼れます。
*すき間ができないように丁寧に貼っていきます!
植物はそれぞれどの位置に配置をするのか、横面に植え付ける植物の高低差、また株をばらせる植物はそのまま入れるのか、分けて配置するのかなど、あらかじめイメージしておくと良いでしょう!
2)植え込み前準備
テープ5枚がしっかり貼れたら鉢底にあみをはり鉢底石を適量ひきます。
その後培養土を底石が見えなくなる程度にしきます。
*用土はそれぞれ少々多めに入れてありますので、全部入れる必要はありません。
植物のポットを抜くときは、植物の下の部分をもちポットの一番下の部分をかるくつぶすようにすると、取りやすいですよ
3)ばらせる植物の準備 (スリット部分)
今回使う植物では、アメリカンブルー、プレクトランサス、アプテニア、プミラなどをばらすことが出来ます。
*少々根を傷めたりします 難しいと思われる方は無理に行う必要はありません
やり方ですがまずポットから抜き、軽く土をほぐします。
すると自然と株が分かれていくところが出来るので、それごとにゆっくりと分けていきます!
*この時にだいじな茎や、根を折らない様に丁寧に行って下さい!
*同時に赤葉や傷んだ部分は丁寧に摘み取っておきましょう。
4)ばらさない植物の準備 (スリット部分)
主にお花の苗は分けずにそのまま植え付けます。
お花の苗は根がすごくはっているので根の下部をかるくほぐします。
スリットの部分が通りやすいように土の上部も削っておきます。
*この時に植物が見栄えの良い角度になるように、削る位置を考えて下さい。
お花によっては正面を向けた方がいいもの、下向きがいいものなどありますので事前に考えておきましょう!
*スリット部分のお花は上向きに咲き、リーフは下におりていきます!
5)植物の植え込み (スリット部分)
まず最初に2番目と四番目のスリット部の植物を配置します。
*この列は一番下の部分から入れていくと良いでしょう!
*ここではばらした植物を使いますので、バランス良く配置してください。
ばらさなかった方も1,3,5列目より少し下側になるように入れると動きが出て、ただ同じ高さに植えるよりも素敵に仕上がりますよ!
*どちらにいれるかはお好みでOKです!
6) 植物の植え込み (スリット部)
1,3,5列目の植え込みはスリットの上部に合わせると良いでしょう!
真ん中のメカルドニアはしっかりと前を向くように植え付けます。
1、5列目は前方からも確認できるように横広がりにしっかりと植え付けます!
*またボリュームのある植物なので、下にも広がって見えるように配置するとより完成度が高くなります。
7)スリット部の完成イメージ
全体的に中心から広がって見えるように植えるといいですよ!
植物の高さも同じくらいになるようにすると、すき間もできずキレイな仕上がりとなります。
*無理に植物の枝を引っ張ると折れますので、土を足していくときに角度を調整すると良いでしょう。
ばらさなかった方の配置は、Wの配置になるようにすると素敵な仕上がりになるはずです。
配置が決まったら、約7分目あたりまで用土を入れて固定します。
8)植物の植え込み (上部)
上部の植え込みは前側に2鉢、後ろ側に1鉢が理想的です!
*お好みの配置にしてもOKですよ。
今回は前にカスミソウとゼラニュームを入れています。
*ただ中心に入れるだけでなく、少し動きをつけて植えるといいですよ!
今回はゼラニュームも日々草もレアな品種を選択してあります(オススメ品!)。
3鉢を配置出来たら、用土を9分目まで入れて適度におさえて平らにしておきます。
*断面がでこぼこだと水が均等にかかりにくくなります (ウオータスポットなどが出来てしまいます)
9)水苔はり
植物の植え込みが終わったら土が流失しないように水苔をはります。
市販の乾燥圧縮してあるものを水で戻して使います。
今回は付属の水を含んだものをかるく絞って使います。
丁寧にお花の間にも均等に貼ると良いでしょう!
*土の流出防止や夏場の乾燥を防ぐ効果があります。
10)水やり
水やりの時は必ずシャワー水で行いましょう。
*強い水流は、花を傷めます
特に植え付けたばかりは、上から下まで均等に水を含むように下から流れ出るまで行います!
その後は置き場にもよりますが3~4日に1度位は与えます。
夏場は乾きやすくなりますので、水を切らさないように気をつけてください!
11)完成イメージ
全体的に立体的に丸みを帯びて均等なバランスになればOKです。
皆さん写真のような作品は出来ましたか?
植物の配置は多少違っても大丈夫なので、いろいろチャレンジしてみて下さい。
管理方法
明るい場所に飾ってください。
お水は乾いてきたら、全体にしっかりと与えてください。